どうして大切な人は皆、僕を置いて行こうとするの?
たった一人で残される僕の気持ちはどうなるの?
少しずつ昔の事故から立ち直りかけて、世界で一番大好きな人に出会えて、ようやくこの暗闇を乗り越えられると思ったのに…、僕はまた一人ぼっちになっちゃうの?
…そんなの許せるわけない。
だって約束したんだ。ずっと一緒にいてくれるって。
将来は僕と結婚して、お嫁さんにでもお婿さんにでもしてくれるって…約束したんだ、○○さんと。
また一人ぼっちになるぐらいなら。
黙って○○さんを取られるぐらいなら──
その汚い手を離せよ。
○○さんは僕の物だ。