……ふうん、なるほどね。つまり○○さんは、神様というものをあくまでも「人の心を救う存在」として認識しているんだね。
そもそも僕の考える神様と、あなたの考える神様の定義は全く違ってたわけだ。
確かにそれじゃ、同じ意見になるわけもない。
だって僕たちは、似たように見えて全然違うものを見ているんだからね。
……ふふ、そっか。
うん、大丈夫。○○さんが僕に伝えようとしている事はなんとなく分かったよ。
きっとそれは間違っていないんだろうし、あなたの考え方は、すごく理想的なんだと思う。
でも、僕はまだ子供だからさ。
僕がもし大人なら、そうだねって頷いてあげられたかもしれないね。