ほう、まさか自覚があったとはな。
とはいえ、もう吹雪も後戻りはできないだろう。○○さんの度重なる行動に、今ではあいつも慣れ始めてしまっているからな…。
確かにあいつの人生は、あなたを起点にして変わってしまったのだろう。
だがあなたが気に病む事はない。
何が良くて何が悪いのか。何を受け入れ何を拒絶するのか。それを最後に決めたのも、吹雪の自由だったのだから。
それに…、受け入れる事を決めたのは、なにもあいつだけではない。
少なくとも、俺は○○さんに会えて悪くは無かったと思っているぞ。
俺もきっと…、あなたのせいで変わってしまったのだろうな。