…バカだね、○○さんは。どうして泣くのに許可がいるのさ。
泣きたい時には泣いたっていい。誰かに甘えたい時は甘えればいい。そう僕に教えてくれたのはあなたでしょう?
あなたは少し頑張り過ぎなんだよ。
一人で頑張って誰にも弱音を吐かないから、他の人よりも苦しい気持ちを抱え込んじゃう。自分で自分を傷付ける。
誰かを甘やかすのは得意なのに、自分では甘える術を知らない。
目の前には、こんなにもあなたを想っている人がいるのに。
でも…、そんな不器用なあなただから、僕は○○さんに惹かれたのかもしれない。
あなたが苦しんでいる時は、僕が甘やかしてあげる。あなたが安心するまで、いっぱい頭を撫でてあげる。
だからもう、一人で頑張ったりしないでほしい。
僕はあなたの笑ってる顔が好きだから。