…ごめん。

俺が怖がりじゃなくて○○さんを率先して守れるような男だったら、こんな事にならなかったかもしれないのに…。
…はは、なんか情けないや。

でも、ここからは俺が○○さんのことちゃんと出口まで連れて行くから。

(山口はそのまま背を向けた)

はい、乗って!
大丈夫。普段バレーで鍛えてるし、これでもけっこう力はある方なんだよ!

(いつもより頼もしく見える山口の背中に体を預けると、軽々と立ち上がる)

ん!じゃあ、傷口に響かないようにゆっくり行こうね。

(出口にたどり着くまでの間山口におんぶをしてもらった!)

山口お化け屋敷3