…ごめん。
俺が怖がりじゃなくて○○さんを率先して守れるような男だったら、こんな事にならなかったかもしれないのに…。
…はは、なんか情けないや。
でも、ここからは俺が○○さんのことちゃんと出口まで連れて行くから。
(山口はそのまま背を向けた)
はい、乗って!
大丈夫。普段バレーで鍛えてるし、これでもけっこう力はある方なんだよ!
(いつもより頼もしく見える山口の背中に体を預けると、軽々と立ち上がる)
ん!じゃあ、傷口に響かないようにゆっくり行こうね。
(出口にたどり着くまでの間山口におんぶをしてもらった!)
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