「いってきまーす」

朝、いつも通りに身支度を済ませ家を出る

早いもので音ノ木坂に入って一年になる

去年の今頃は不安を抱えて歩いたこの通学路も、今ではすっかり見慣れてしまった

「私ももう二年生か…」

そんな事を考えながら歩いていると、前方に綺麗な金髪の少女がいるのを見つけた

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卒業イベント5