家を出た私たちは会場へと歩き出す

雪穂「場所は音ノ木坂の講堂だったよね?」

亜里沙「うん、そうだよ」

雪穂「今は…6時20分か。これなら余裕で間に合いそうだねー」

「ところで宿題には手付けた?私はまだ…」

亜里沙「…ねぇ、雪穂?」

雪穂「…なに?」

亜里沙「穂乃果さんと何かあったの?」

亜里沙は真っ直ぐな目で私に尋ねてきた

せっかく悟られないよう、努力したのに…

いつもは鈍いくせに、何でこういう時だけは鋭いんだろう?

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冬イベ28