光の者か。フン、馴れ馴れしいものだな。貴様は何だ?
この虚空の莫逆の友にでもなったつもりか? 思い上がるなッ!
言っただろう? 所詮我々は相容れぬ存在なのだと。
もう私とは関わるな!
虚無
「お姉ちゃん、どうしてあんなことを……? あの方は、お姉ちゃんの
お気に入りではなかったのですか……」
虚無……お前には、関係ない。
(いずれ時が満ち、最後の聖戦が始まれば……その時もし私の近くにいたならば……
彼女は否応なく巻き込まれてしまう……我々の家のくだらぬ争いで、彼女の様な
光溢れる者が命を落とすことなどあってはならない……!)
だからこれで良い……これで良かったのだ。
虚空ちゃん