(数十分後 喫茶店)

いづみ「そんなこと言うんですよっ! 桜ちゃん、酷いと思いませんか?」

この子と喫茶店に入ってから30分弱ってところかな~。お礼に奢るって言われたけどしっかり断った。むしろこんな可愛い子と一緒にお食事出来るんだから琉歌が奢っちゃうって返してね。
ナンパ成功にはこう言う地道な好感度稼ぎが大事だよね。それで琉歌の奢りと聞くと、いづみちゃんは遠慮なくランチと大量のスイーツを注文してくれた。
見かけによらずかなり図々しいんだね~この子。あは、ますます気に入っちゃった!

いづみ「ちょっと琉歌さん、聞いてます?」

琉歌「うん、聞いてるよ~聞いてる聞いてる」

いづみちゃんはケーキを頬張りながら、恋人と痴話喧嘩した話を琉歌にぶつけてくる。何でもその相手からは「ミィちゃん」って呼ばれてるんだけど、
その由来を聞いてみたら昔好きだったナナミちゃんって子がいて、その子の呼び方からとか馬鹿正直に答えたんだって。
そりゃーいづみちゃんだって怒るよね。好きな相手に嘘をつきたくないって言う桜沢さんの気持ちもわからなくはないけど~。

それにしてもナナミちゃんかぁ。4年前……琉歌が油断した所為で虚空なんかに殺されちゃった可哀想な子と同じ名前。
八音ちゃんはそれなりに成長したけどぉ~まだ危なっかしい所もあるのよね~。一応約束は守ってあげてるけど……
って、また余計なこと考えちゃった。そんなことより今はこの子をどうやってホテルに連れ込むか考えないと。


琉歌イベント06