最初は……最初はね、ほんの少しだけ距離を置くつもりだったの。
最近ちょっとベタベタし過ぎだから、少しだけ自重しようよって、言うつもりだった……
でもあの日は、何もかもが上手くいかなくて、すっごくイライラしてて……
そんな時にまで無邪気に抱きついてくる○○ちゃんに腹が立ってさ、
つい手を上げちゃったんだよね。
その時の○○ちゃんが、こんな……こんな顔するんだもん。

私を繋ぎ止めてた僅かな理性なんて刹那で吹っ飛んじゃったよ。
今まで色んな可愛い○○ちゃんを見てきたけど……
○○ちゃんは、泣いてる時が一番可愛いんだって知っちゃって……
それからは少しずつ……まるで自分の物だって言う印を刻み付けるみたいに
○○ちゃんを傷つけていって……
その度に○○ちゃんは新しい顔を見せてくれるようになってさ。
この○○ちゃんを知ってるのは私だけなんだって思うと
つい歯止めが効かなくなっちゃった。

もっともっと、私の知らない○○ちゃんを私だけに見せてよ……!
そんな風に考えていた時期が私にもありました。