銀河琉歌に挑むことはお母様より固く禁止されていた。あまりにも力の差がありすぎて、戦えば間違いなく殺される。黒刃家の血は潰えてしまう……と。
でも……今の私なら……あの時より随分強くなったはずだし……何よりこんな機会はもう滅多に訪れないだろう。
学校で挑むわけにはいかないけど今は二人きり。屍以外のギャラリーもいない場所で邪魔される心配はない。
ここを逃したら……そう思うと口を開かずにはいられなかった。
七深「待ちなさい、銀河琉歌! 貴女にはここで死んでいただきます」
琉歌「え~、なんで~? 貴女と戦う理由なんてどこにもないけど~」
七深「は? 戦う理由が無い……ですって!?」
昔殺した相手のことなんて覚えてないとでも言うつもりなの!? その言葉を聞いた瞬間、私はもう自分を制御できない状態になっていた。
七深「殺すっ!」
体勢を低くしたまま瞬時に距離を詰めて、苦無を持った左腕を振り上げる。狙いはもちろん喉首。
琉歌「あんまり気乗りしないけど~、そっちがその気なら~」
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