七深と八音が恋人同士になってから一年が経過しました。実の姉妹だとか、そんなものは関係ない。
傍にいて欲しい時に常に一緒にいてくれる、そんな相手が一番大切な人なんだ……そう言い切って、周囲の反対にも聞く耳を持たずに関係を貫きました。
そうして私達は幸せな時を過ごしていきましたが……そんな日々も突然、終焉を迎えることになったのです。
「……大丈夫!? 聞こえてる!?」
『こっちは大丈夫だよっ! そっちは!?』
「私も平気。でも、まさかこんなことになるなんて……」
いつも通りの刺客との戦い。相手の数は5万人……2個師団にも相当する大軍勢。
一人一人の強さは普通の訓練を受けた軍人程度だから苦戦する要素はないけど、流石に数が数だ。
気がついたら私達はすっかり分断されていて、単独での戦いを強いられていた。
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