!…君たちも、恋愛ぼっち、なの…?

(突然の出来事に驚き、僕は掠れた声音だったが、しっかりと言葉に出して彼らに問う)

(すると二人は僕の顔を見てハッとし、そして静かに頷いた)


!……そ、う。…ふ、はは…そうなんだ。

(泣きそうになった。ああ、僕だけがこんな寂しい思いをしている訳じゃないんだって、僕は、独りじゃないんだって)

一緒、なんだね、君たちと僕は。

(そう一言呟くと、二人も一緒に笑ってくれた。それが何だか嬉しくて僕は二人の手をとり、にっこり笑ってやった)


…じゃあ僕たちはこれから恋愛ぼっち仲間、だねっ!


(そんな言葉にワッと三人で笑った。涙が出てくるくらい、笑った。そして腹の底から笑い終わったあと、最後にみんなで大空に叫んでやった)


名前:亜風炉照美
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