(忍術学園に到着し、早速い組長屋へ
お鍋の用意をし、キノコを投入した…が、みんな箸を置いたままグツグツと煮える鍋を睨んでいる)


兵助:えっと…と、とりあえずみんな、豆腐食べなよ!
ほら、○○!お椀に入れてあげるよ!

八左ヱ門:待て…!キノコと一緒に煮込んでる豆腐だぞ!
もしかしたら豆腐も危険かもしれない…

雷蔵:そ、それじゃいつまでたっても食べられないじゃないか…!
……三郎…先に食べてみてよ…

三郎:俺の尊い命を毒見に使えというのか!!

兵助:俺の豆腐は如何なる毒にも打ち勝つよ!!

三郎:じゃあお前が先に食べろよ!


(部屋中にお鍋の良い香りが充満し始め、みんなが恐る恐る箸に手を伸ばしかけていたその時…)


秋の味覚!の段(12)