へ。
僕は、いつも肝心な時ライナーに決断を任せてきた。
…僕には自分の意思が無い。それに身体は大きいのに、臆病で、小心者なんだ。
でもこんな僕がライナーの手を借りずにこの手紙を書いた。
以前の僕なら、ライナーにラブレターを書くか相談したり、内容を一緒に考えてもらっていたと思う。
つまり何が言いたいかって言うと、この手紙は僕の意思で書いたんだ。
やライナーに書けって言われたから書いたんじゃない。書くと決めたのは僕自身なんだよ。
……それで、伝えたい事があるんだ。
好きだよ、の事。ずっとずっと前から好きだった。
こんなダメな僕でも良いって、好きだよって言ってくれるなら、僕は一生をかけて君を守るよ。
返事、待ってるから。
ベルトルトより
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