さぁ…明日の用意をっと…
(ジー)
!?
これは…女性用の…下着?
何故こんな所に…
ぼ、僕は決して女性の下着を盗むなんて卑劣な行為していませんよ
していませんからね!?!?
……誰に向かって言ってるんだ僕は
待て待て、冷静に考えるんだ竜ヶ崎怜!
こういう時のための分析じゃないのか?
そもそもこれは誰が入れたのか…
……よく考えると一人しかいませんね
全く毎回毎回よくイタズラが思いつくものだ
今回はハロウィンだからと言って目に見えるイタズラばかりだと油断していました…
まさか帰ってからイタズラされるとは…
……待てよ、ということは、これってまさか…
彼女の…下着……?
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
そういえば何だかいい匂いも…(ごくり)
はっ!?いかんいかん、変態か僕は!?
いくらハロウィンとは言え大胆すぎですよ!!全くもう!!!
と、とにかくすぐに返却を…
返却…?
僕はどうやって返却するつもりなんだ……
返却するにしても何か言い訳を考えないと…
ええい、考えろ!考えるんだ僕の頭!!
なんとか彼女に嫌われずにこの下着を安全に誰にも知られず返却する起死回生の解決策を…!
○怜ちゃんのリュックの中に私のパンツを入れる