色んな責め苦を味あわせるために
一応あらゆる国の多種多様な拷問具を仕入れていますよ

最近はファラリスの雄牛が気になっているんです

あれってなかなか魅力的ですよね、雄牛を型どった真鍮製の容器に囚徒を入れて下から火炙りにすると次第に灼熱になる…
すると囚徒の叫び声がしてくるんですが、中の仕掛けのせいで猛る雄牛のうなり声のような音に変わるんですよね

中の死体は照りつく宝石のような骨となり、ブレスレットとして仕立てられたともいわれているんですよ



ちなみにこの最初の犠牲者はファラリスの雄牛を作った作者で最後の犠牲者は作者をファラリスの雄牛に放り込んだ王様なんです

奇々怪々、因果応報とはこの事ですね
拷問