………、

(読み終えた手紙をパサリと机に起き溜め息を吐いた)



唐瓜「鬼灯さま〜ゴミ回収にきました」

ああ、ご苦労様です
そこにある廃棄箱にはいってる書類お願いします

あと、これも

唐瓜「うわ!すごい手紙の束……あれ?これもしかして…」

私宛の恋文…ラブレターってやつですね

唐瓜「すげぇモテますね!…って、捨てていいんですか?」

いいんです

だいたい仕事場では本来受け取らない主義なんで、渡してきてもそう言ってその場でお断りするんですよ
ですがどうしても読んでほしいと半ば無理矢理渡して逃げる方もいるのでその場合は致しかたなく…

昔は一応残していたのですが不毛だと気づきまして…読んだら破棄してしまってます

渡してくる方も渡したら満足したのか、返事など聞いてこないですし
きっと一時の感情で本気ではないのでしょうね


唐瓜「な、なるほど…うぅ、なんとなく俺が罪悪感感じちゃうな……あ、それも捨てますか?」

(机に置いてあった手紙に唐瓜が気づくと)

…あ、それは捨てなくていいです


(そう答えて便箋を封筒に戻し、引き出しの中にしまった)
つラブレター2