…ちゃん?

(ろぼの顎に指を添えてこちらへ傾けると、大きな瞳がゆらゆらと不安げに揺れる)
(親指でろぼの唇を押して柔らかい弾力を楽しんでると、爪に少し唾液がついた)
(そのまま指の先を少しだけ口の中に割り込ませる)

っ、も、もう、いいでしょ。はなして。

(私の手を振り払い、後ずさるようにろぼは距離をとる)

(…触られるの嫌だった?)

嫌じゃないけど…。嫌じゃないけど、なんか今…すっごい…
え、えっち、だった…。

(頬をこれでもかというくらいに染めたろぼは、かぼそい声でそう言うと走っていなくなってしまった)
(直後、廊下でズベターン!という音がしたので恐らく転んでる)
 
顎を持ち上げる