服とかお前…重!彼女か!
(いやあ、ガミつったらパーカーでしょ)
(赤パーカーのイメージがあるけど、あえて明るめな青をチョイスしてみた)
(フードとポケットの裏地だけ色が違う)
(ろぼから服のサイズとよく行くお店を聞いておいたのだ)
なんつーか…お前にしてはまともだな。
もっととんでもねーやつ押し付けてくるもんだと…。
(人のことなんだと思ってんのさ…)
(ちゃんと学校に着てきてよー?)
気が向いたらな。
…さんきゅ。
(そう小さく呟いて、ガミは一度広げたパーカーを綺麗にたたみ直して包装紙に戻していた)
(意外と気に入って貰えたのかもしれない)
新しいパーカー