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だよねぇ。
(少しだけの沈黙、外見にコンプレックスを感じているはずのろぼにこの言い方はまずかった)
(ごめんと謝ろうとした瞬間に、ろぼはまたへにゃりと眉尻を下げでわらった)
えへへ、変なこときいちゃった。
寒いしもうお家帰ろっか!
ぼく送ったげるよ!紳士なので!
(そう言ってエヘンと胸を張ったろぼの表情はいつも通りだった)
(無意識にホッとため息をつく)
(家路の途中ガミに見つかり、ろぼにはデコピン、私には重いゲンコツがふるわれた。理不尽!)
(…ろぼ達に家まで送ってもらい、得体のしれないモヤモヤに心を曇らせたまま、私は眠りについた)
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とある幼馴染みの会話