わたし、あなたと友達になれて、ほんとうに、しあわせです。

(いつもどこかオドオドしていて、どもっちゃう癖のあるのろたんが)
(迷い無く私にまっすぐそう伝えてくれた)

(の…のろたん~~~!)

(なんだか堪らない気持ちになり、お皿をシンクに放置して抱きつく)

ちゃ…!て、手濡れてるよ、つ、冷たい、もうっ…!

(のろたんはクスクス笑い声を漏らしながら、そっと私の背中に腕をまわした)

き、き、緊張したぁ…。い、いえてよかった。
ちゃん、ら、来年も、仲良くして、ね…?

(こちらこそ!)

ふふ…今日は本当にいい日になっt

(じゃあイチャイチャの続きはお風呂でしようか!)

えええ!?

(その後オロオロしっぱなしののろたんをお風呂場に押し込んだ私だったが、想像を絶するボリュームに絶句したのは言うまでもない)
(夜通し語り合って、はしゃいで、泣いて、笑って)
(たまにセクハラかましたりもして)
(二人で過ごす初めてのクリスマスは、私達の寝息に雪のように溶けて終わりを告げた)
 
だ、だからね、ええと、何が言いたいのかって、いうと…。