いやー…今日は調子も良かったしつい熱中してもうたなぁ…

(そう満足そうに呟くセーラだが時間を見て欲しい)

………いや、わかっとるって。もう8時過ぎとるってことくらい。

(セーラが楽しそうだから良いが、特打ちもほどほどにしなければ)

すまんすまん。次から気ぃ付けるって。
それに○○も楽しそうやったし同罪やろ?

(むぅ…そう言われると何も言い返せない…)

……それにしても…

(それにしても?)

月が綺麗やなぁ…

(空を仰ぎながら呟いたセーラに倣い空を見れば綺麗な三日月が見えた)
(思わず感嘆してしまうほど綺麗で、どことなく幻想的な、そんな月)
(……あ)

ん?どないしたん?

(月が綺麗って漱石?)

……!?
え、あ、ちゃうで!?そういうん意識とかしとらんからな!?///

(私、死んでもいいわ…)

アホか!それで返すな恥ずいやろが!!///

(それならそうと素直に言ってくれれば良いのにセーラ愛してる)

ぐっ……ん…まぁ、俺もその…愛しとるけど…///

(恥ずしそうにしながら愛の告白とか最高ですセーラさん抱きしめても良いですか)

うっさいわ!///
ったく……抱き締めるん今日はお預けや。明日まで我慢しとけ。

(つまり明日なら抱き締め放題ってことで良いんですねセーラさん)

………ま、まぁ…時間と場所さえ弁えれば…///

(…俺の恋人がマジ天使で最高です)

天使とか言うな!///
それよりさっさと帰るで!///



……あ、教室に乗り込んで抱き締める。とかやったらスキンシップも禁止するからな。

(完全に読まれてた!?)

千里山で日常4。