「セーラって言うんだけどさ、普段男っぽいけど照れたりする姿がめっちゃくちゃ可愛くてあのギャップはやばい。一回惚れて話してて更に惚れてああいうギャップに惚れて俺の彼女が可愛すぎて生きるのが楽しい！」

「黙れ」

「しかもスカートとか普段穿かないのに俺が頼んだときとかたまに穿いてくれるんだけど顔真っ赤にしながら似合ってるかどうか聞いてきたり似合ってるって言った時に嬉しそうにはにかんだり可愛すぎて抱き締めたら口ではやめろって言いながら抱き締め返してきたりもうセーラ可愛いよセーラ」

「黙れと言っている」

「それに実は料理とか得意で家庭的な一面があって嫁にしたいってかむしろ絶対嫁にする。セーラが嫁とかもう俺人生の勝ち組って感じだろ。だって格好良くて可愛くて料理上手で気遣い完璧で優しくてマジ天使だろセーラさんマジ天使！」

「黙れと言っているのが聞こえないのか」

「更に言うなら昼飯に弁当作ってくれって言ったら本当に作ってくれてほぼ毎日手作り弁当だし完璧愛妻弁当だよな俺本当幸せだわそれでセーラに会えたのが麻雀やってたからだから麻雀に感謝むしろ麻雀教えてくれてた従弟の姉さんに感謝でもそれ以上に彼女になってくれたセーラに感謝！絶対に幸せにしないとダメだよな、ってかセーラと一緒に幸せになってみせる！」

「あぁ、運転手。停めてくれ。この馬鹿を車道に放り出す」

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