はいはい、男子部員に女子部員を代表して配るから適当に打ちよってなー。
あ、○○は他ん子らとは違うん用意しとるからちょっと待っとってな。
(待て、と言われたのでとりあえず後輩でも飛ばしながら待とう)
(暫くしてチョコレートを配り終えた竜華が戻ってきた)
お、ちゃんと待っとったんやなー、屍三つ作っとるんはあかんと思うけど…
って、それはいつものこととして…はい、チョコレートやで。
(思っていたよりも大きいものを渡された。どんなものか確認してみよう…)
(…ハート形のチョコレートの中心にわざわざ罅のようなデコレーションがされている)
(そしてその罅を挟んで大きく義理と書かれている)
こういうん作るんって楽しいな!
いやぁ…一年の時は他の人らと同じので、去年がジグソーパズルみたいな感じで完成したら義理って文字が見えるんやったけど…
こう、完全に渡したらあかんの作って渡すんって楽しいわー♪
あ、こんなん渡しとるけど、別に嫌いってことやないで。
どっちかっていうと親友に近い間柄やしな。
ってことで…このセンスに笑いながら、これからもよろしく頼むで?
バレンタインデーの竜華。