む、む…?むぅ…

透華「衣?」

一「唸ってどうかしたの?」

………○○からクリスマスに麻雀大会を開くので参加するか、とメールが…

純「へぇ…なら行ってくればいいだろ、衣も打ちたいだろうしな」

智紀「私たちのことは気にしなくて良い」

しかし…

智紀「衣、私たちはいつも一緒。でも彼とは違う」

透華「そうですわね、今年はまだ高校生ですからこういった集まりが出来ていますが、来年はどうかわかりませんわ。
私たちは来年も一緒に過ごせますし…行ってきなさい、衣」

純「そうそう、あっちで好きに打って来いって。代わりに土産と土産話頼むぜ」

一「んー…でも衣一人で行かせるわけには行かないよね」

純「それなら大丈夫だろ」

智紀「一人じゃない」

一「え、どういうこと?」

透華「あの方が親友を誘わないとは思えませんわ。衣、京太郎さんに連絡しておきますから、案内してもらうと良いですわ」

………衣を置いて話が進んでいるのだが…

透華「それと○○さんによろしくお伝えくださいな。次は勝たせていただきます。とも」

はぁ…わかった。伝えておく。
それと、ありがとう。

透華「大切な家族のことを思えば、これくらいは当然ですわ。
存分に楽しんで来てくださいまし」

クリスマスのイベント5。