○○さん、見つけましたよ。

(背後からいきなり声をかけられた)

良かったぁ…京ちゃんと衣ちゃんとはぐれちゃって…
やっぱり京ちゃんの言う通り○○さんを探して正解だったよ…

(なぜ連絡するように、ではなく更に迷いそうな自分を探せ、という指示を出しているのだろうか)

あ、ところでその子は…えっと、白糸台の大星さん…?

淡「………角…!!」

え…?

淡「やっぱり遺伝なんだ…!ってことはテルーみたいに手に竜巻が!?」

えっと…私はお姉ちゃんみたいなのは出来ないよ…?

淡「えー、なら何が出来るの?」

………皆が言うのは、花が咲くとか…?

淡「わー…女の子っぽいね。テルーとは違うなぁ」

後は魔王とか…

淡「あ、ごめん。やっぱテルーと同じだった」

(楽しそうに話している二人、というよりも咲に離れると伝えて他の人へ挨拶に行くことにした)
(淡が仔犬や仔猫のようについて来るのは可愛らしくて良いのだが会話がほぼその人と淡の会話になってしまう)
(……こっそり咲に感謝しながら足早に離れることにしよう)

クリスマスのイベント14。