透「……あのさ…来年も……その次も……ずっと先も……君に…チョコ渡したいんだ……だからさ…その…これからもずっと僕と一緒にいて…?」

こちらが頷くと透は笑顔になった。

「ふふ…ありがと……すごく幸せ……へへ……大好きだよ。」

「じゃあ…僕ん家行こうか……今日はもうすることないし……あ……手…繋いで……いい?」

手を差し出すと透が指を絡ませる。

透「じゃあ帰って晩御飯作ってあげる…今日は君と二人で過ごしたいんだ…へへ」

照れ臭そうな顔をする透。

透「これからもよろしくね?」

こうして今年のバレンタインデーは終わっていった。

おわりに
BE8