名前:五十鈴華と戦車乙女たち

ボコられた回数387発

干し芋あげる

加蓮「アイドルの事は最初やってもいいかなと思ってた・・・でも廃校のことを聞いたら」

カエサル「プレッシャーか・・・当然だろうな」

加蓮「戦車道のチームを引っ張って隊長やってたお婆ちゃんみたいにはいかないもん・・・私には無理」

カエサル「確かに・・・西住隊長以外にあの偉業を成せたものはいなかっただろうな・・・」

加蓮「そうだよ・・・私はお婆ちゃんとは何もかも違うし・・・」

○○「それはどうかな・・・似てると思うぞ」

加蓮「え?」

○○「お婆ちゃんは大洗に転校してきた理由は知ってるか?」

加蓮「・・・ううん・・・知らない」

○○「戦車道から逃げるためだ」

加蓮「え・・・」

○○「それに転校してしばらくは友達もいなかったみたいだし、チームをまとめるのも苦労してたって本人から聞いたぞ」

加蓮「うそ・・・信じられないよ」

カエサル「友達に関しては詳しく知らんが、チームに関しては確かに最初はバラバラだったな」

加蓮「そうだったんだ・・・入院ばかりしてたからかな・・・明るい話しか聞かされてなかったのかも」

カエサル「何もかも上手くいくものではないからな」

加蓮「私もお婆ちゃんみたいに頑張らないとダメなのかな・・・」

○○「別に真似する必要はない。嫌なら逃げてもいいと思うぞ」

加蓮「えぇ・・・じゃあなんで追いかけてきたの?」

○○「そんなの心配だったからに決まってる・・・ほれ、あの二人もそうみたいだぞ」

凛「見つけた!」

奈緒「もう!探したんだぞ加蓮!」

加蓮「凛・・・奈緒・・・ごめん」

○○「やっぱり似てるな・・・友達に恵まれているところもソックリだ」

カエサル「北条のやつ・・・どうするのだろうな」

○○「どんな決断にせよ後悔しないようにしてほしいな・・・そして教師であるお前が見守ってやらなきゃな」

カエサル「あぁ・・・」

○○「さて、どうやら俺も覚悟を決めなきゃいけないようだな・・・」

莉嘉「先生ー!○○くーん!車の修理が終わったってさー!」

過去に帰るぞ!
さぷらいずふゅうちゃあ16