加蓮「アイドルの事は最初やってもいいかなと思ってた・・・でも廃校のことを聞いたら」
カエサル「プレッシャーか・・・当然だろうな」
加蓮「戦車道のチームを引っ張って隊長やってたお婆ちゃんみたいにはいかないもん・・・私には無理」
カエサル「確かに・・・西住隊長以外にあの偉業を成せたものはいなかっただろうな・・・」
加蓮「そうだよ・・・私はお婆ちゃんとは何もかも違うし・・・」
○○「それはどうかな・・・似てると思うぞ」
加蓮「え?」
○○「お婆ちゃんは大洗に転校してきた理由は知ってるか?」
加蓮「・・・ううん・・・知らない」
○○「戦車道から逃げるためだ」
加蓮「え・・・」
○○「それに転校してしばらくは友達もいなかったみたいだし、チームをまとめるのも苦労してたって本人から聞いたぞ」
加蓮「うそ・・・信じられないよ」
カエサル「友達に関しては詳しく知らんが、チームに関しては確かに最初はバラバラだったな」
加蓮「そうだったんだ・・・入院ばかりしてたからかな・・・明るい話しか聞かされてなかったのかも」
カエサル「何もかも上手くいくものではないからな」
加蓮「私もお婆ちゃんみたいに頑張らないとダメなのかな・・・」
○○「別に真似する必要はない。嫌なら逃げてもいいと思うぞ」
加蓮「えぇ・・・じゃあなんで追いかけてきたの?」
○○「そんなの心配だったからに決まってる・・・ほれ、あの二人もそうみたいだぞ」
凛「見つけた!」
奈緒「もう!探したんだぞ加蓮!」
加蓮「凛・・・奈緒・・・ごめん」
○○「やっぱり似てるな・・・友達に恵まれているところもソックリだ」
カエサル「北条のやつ・・・どうするのだろうな」
○○「どんな決断にせよ後悔しないようにしてほしいな・・・そして教師であるお前が見守ってやらなきゃな」
カエサル「あぁ・・・」
○○「さて、どうやら俺も覚悟を決めなきゃいけないようだな・・・」
莉嘉「先生ー!○○くーん!車の修理が終わったってさー!」
過去に帰るぞ!