○○「やれやれ・・・なんて我儘な生徒会長だ・・・(角谷)杏もあそこまで酷くなかったぞ」
カエサル「素行は酷いが優秀・・・いや天才なんだよあいつは」
○○「なんだか麻子みたいだな」
カエサル「ひ孫だからな」
○○「そうなの!?てっきり杏の子孫かと思ってたのに」
カエサル「会長になったのも自分が楽するためだったようだ・・・それで当選してしまうのが恐ろしい」
○○「やれやれ・・・お?あれは加蓮じゃないか?」
カエサル「見つけたか・・・おい北条!」
加蓮「!?」ビクッ
カエサル「どうした?体調が優れないのか?そうなら保健室まで運ぶが・・・」
加蓮「えと・・・」
○○「いや、その必要はないぞカエサル・・・」
加蓮「・・・・・・」
カエサル「どういうことだ」
○○「加蓮・・・お前・・・仮病だろ」
加蓮「・・・・・・分かるんだ」
○○「俺もサボりの理由に仮病を使ってたからな・・・分かるよ。まぁ退院したばかりで病弱さが残ってるのが本当みたいだろうけど」
カエサル「北条・・・どうしてだ?学校に行きたがらないのもそうなのか?」
加蓮「学校の方は・・・凛と奈緒のおかげで慣れてきた・・・けどアイドルの話は」
○○「まーそうだろな・・・いきなり言われちゃ誰でも戸惑う」
加蓮「それに・・・」
○○「お婆ちゃんのことか」
加蓮「うん・・・」
カエサル「西住隊長に不満でもあるのか?立派な人だったぞ」
加蓮「それは知ってるよ・・・親戚とか・・・親から話も聞いてたし・・・」
カエサル「なら何故・・・」
○○「コンプレックスになってたんじゃないか?」
加蓮「凄いね・・・どうして分かるの?」
○○「同じような境遇だったからな・・・周りに凄い人がいると自分が小さく感じるものだ」
・・・・・・