、楽しんでるっスか?


(ソファに座って一息ついていると、両手にグラスを持った涼太が隣に座った)




(うん、こんな大人数でパーティーなんて初めてだし、楽しいよ)

…良かった、



あ、もジュース飲む?

(渡されたグラスにお礼を言って、一口……ってこれ、お酒じゃ…!?)




…?どうかしたんスか…?

(って飲んじゃってるし…!)



このジュース美味しいっスねぇー

へへぇ、ーっ!


(!!?)




(ソファに押し倒された状態で、必死に傍に居たかがみんに助けを求める)


:てめ、人ん家で何してんだ黄瀬!

(あれ!あれお酒だよかがみん!)


:酒ぇ!?んなもん買ってねーよ

:…あ、すみません、買い出しの時にジュースと間違えて買ったみたいです

:黒子おおおおお!?





:ふへぇ、甘い匂いするー

:取り敢えずお前はから離れろ!

:いーやー

:酔っ払いめんどくせぇ!!



:おい黄瀬!起きろ!

:嫌っスー!


(先輩でもダメか…!)



:…、大丈夫か?

(あ、はい、全体重かかってる訳じゃないので…)


:大量に飲んだ訳でもないですし、しばらくしたら酔いも醒めるとは思いますが…


(私がしばらく様子見てるから、大丈夫だよー)

:…なんかあったら叫べよ?









涼太にこっそりお酒を飲ませる