(朝学校に行くと、丁度朝練が終わったらしい涼太が抱きついて来た)
さ、さむ…!
無理無理!
(おはよー、朝練してきたんじゃないの?)
おはよ!あーあったかい…
朝練してる間はいいけど、終わったらもう保たないっスよ!
寒い!ねーさーむーいーー!
(首に腕を回されているせいで身動きができない。
涼太を引っ付けたままずりずりと移動していると、追い抜かれたクラスメイトに苦笑された)
こういう日はを湯たんぽに1日布団に引きこもってたい…もう帰りたい……
(もー私より体温高いくせに何いってるの!ほら教室行くよー)
(結局涼太をくっ付けたまま教室に行くと、担任にお前はコアラか!と名簿で頭を叩かれていた。涼太が)