ー!お昼食べよ!
(昼休みが始まると早々に、私の前の席の子を追いやってその席に涼太は座る。
…最近では、昼休みが始まると苦笑しながらその子が自主的に別の席に行ってくれている。申し訳ない…)
の手料理~♪
(私とお母さんの、ね)
いーんスよ!の手料理でもあるんスから!気持ちの問題っス!
(たまに部活のミーティングがあったり、お互いが友人に誘われたりはあるものの、それ以外は1人暮らしの涼太のためにお母さんと一緒に作ったお弁当を差し入れするようにしている。
まぁ、ほとんど私はお手伝いなんだけど…)
はー、やっぱ手料理はいいっスねー
自分でするにも1人分じゃ味気ないし…んーうまー
(涼太、実は私より料理できるんじゃない?)
まだ初めてちょっとっスよ?
レシピ見てねーとさっぱりだし
あ、いちごオレちょっとちょーだい
(ん、どーぞ)
(手渡すために差し出したジュースのパックを、じっと見つめていたかと思うと、受け取らずにそのまま私の手を引き寄せてジュース、を、)
…やっぱ甘すぎっスよ、これ
(……っこ、こーゆーことするからバカップルって言われるの…!)
えー?あ、もカフェオレ飲みたい?
(いりません!)
照れてるも可愛い…ってからあげはだめっスー!ごめんんん!
(今日も平和だなぁ(クラス一同))
一緒にお昼