(渡された紙袋の中には帝光のブレザーが入っていた)



:ちゃん…!似合う…!

:へー、それヅラか?


(ヅラじゃなくてウィッグ!!)



:可愛いいいいいい

:男の子にはあんま見えないけどー可愛いねー


(ぎゅうううう)


:黄瀬君紫原君さんが撮れません離れて下さい

:………


(真ちゃんガン見ちょっと怖い)





:ちゃん!あれ!早く!


(ええ…ホントにしなきゃダメ?)


:もちろん!!






(………っす、好き、です。俺と、…付き合って下さい)













(取り敢えずその後は大変だった。多くは語るまい)


やっぱり仮装しなさい!と着替えを押し付けられてしまった…