(さすがに仮装して街歩けない…、と普通に制服で火神宅へ向かうことに)
…?
(…え、赤司君!?なんでこんなところに…)
ちょっと所用でね
…は今からハロウィンパーティーか
(知ってるの?)
涼太が嬉しそうに教えてくれたからね
…Trick or Treat?
(……え、ええ!?)
…お菓子、ないの?
(あっ、も、持ってる!)
…なんだ、つまらないな
(えええ…!)
ふふ、冗談だよ
…楽しんでおいで
(ぐい、と腕を引かれて、一瞬頬に何かが触れた)
…確かに、もらったよ
(……っ!!?)
赤司君に奪われてしまった