真:、忘れ物はないな?
(うん、確認したよ)
真:それとこれも
(手の平に落とされたのは、黄色い鳥が付いたシャーペン。
真兄の鞄からは某ジブリキャラクターのぬいぐるみが覗いている)
涼:まーたラッキーアイテムっスね!
そんなことしなくてもは大丈夫なのにー
真:人事を尽くして天命を待つ
にもしものことがあったらどうするのだよ
敦:ちーん行こー
涼:あー!俺も行くっス!
(両側から手を握られ、何か言う前に身体が引っ張られる。
高身長の2人に抗うこともできず、慌てて首だけ振り返った)
真:……あいつら…!
テ:仕方ないです、この話になると兄さん長いんですから
真:……
(真兄ー!ありがとー!行ってきまーす!)
真:……!
テ:ふふ、僕らの妹は可愛いですね
真:……ふん、