大:やーっと起きたか
朝飯できてるから食べちまえよ
(うん…おはよ、大我君)
(おはようの代わりに頭を撫でられる。
と、絡まった髪を後ろから梳くように触れる手が)
真:、その前に洗面所だ
まだ眠そうなのだよ
(はーい…)
(洗面所に向かうために廊下に出ると、ちょうど出るところだったらしい征兄が)
征:、起きたのか
(うん、…征兄はもう行くの?)
征:大学の前に寄るところもあるしな
行ってくる
(行ってらっしゃい)
(大我君よりも少し優しく髪を撫でて、お見送りが終わると2階からテツ兄とあっくんが降りてきた)
(おはよう、2人共)
テ:おはようございます、今日は僕達の方が遅かったですね
敦:んー…はよー…
(寝癖の酷い2人も一緒に洗面所に向かい、テツ兄の髪を梳かしたりなかなか動こうとしないあっくんに手こずったりしながら、やっとリビングへ)
(いただきます、)
涼:いただきまっす!
(タコさんウインナーを食べようと持ち上げたその手を、ぐいっと引っ張られて。
振り返ると、もぐもぐと口を動かす大ちゃんが…)
(わ、私のタコさんウインナー…!)
青:あー?なんだよ別にいーだろ
テ:大輝君、をいじめるのは止めて下さい。
それにもうすぐさつきちゃん来ますよ
青:わーってるよ、大我ー俺の分も飯なー
火:どんだけ自由人なんだよあいつ…
(おそらく洗面所に行ったのであろう背中を見つめながら、文句を言いつつもご飯の準備を始める大我君は本当に優しい。
さりげなくタコさんウインナーを分けてくれた真兄にお礼を言いつつ、2つ目のタコさんウインナーを口に運んだ)
◎いただきます