(まだ少し震えている○○の頬に手の甲を当てると、
ずり落ちそうになっている羽織をもう一度かけ直した。)



……随分…待ってたんだな、俺様のこと…

だが…どうせなら部屋で出迎えてほしいもんだねぇ……こんな冷えきったままくっ付かれたって疲れ取れねぇしぃ…
…………べ…別に温かくても大差無ぇですけどぉ……




……無駄話はこれくらいにして中に入りましょぉ~…俺様も寒いしぃ……

あとねぇ…お前、もうちょい着込んだ方が良いよぉ。そのままだとマジで風邪ひくから…
又兵衛…!(ぎゅ~~)(会いたくて震える)