俺ははその日池袋に買い物に出かけた
普段通りその辺りをぶらついているとファーコートを着た黒い男が眼に映った
うわ、関わりたくねぇな、そう思った瞬間俺は車に撥ねられた
喧嘩慣れしていた俺はとっさに受け身をとることができたため骨折程度ですんだ。
それから半年たったある日、彼女だったSが意識不明と両足を骨折する重傷を負った
その後、意識が戻ったSは「臨也さんがそういっていたもん」と言っていた。
俺は驚いた。アレは死神なんじゃないか?
俺がそう思っている頃、またあの人絡みでの事件が起きた。
情報を集めてみると奴はいろんなところを自分の面白おかしくひっかきまわしているらしい。
俺はあのファーコートの男には二度と関わりたくないと思った。
数日後、俺は池袋をぶらついていた。
少し離れたところで自販機が空高く飛んだのが見えた。
Hさんだ。Hさんは自動喧嘩人形、池袋最強、いや最凶と言われているほど強く、怪力の持ち主だ。
彼があの死神のようなファーコートの奴を殺気を出しながら追いかけていた。
「いいいいぃぃいいいいいざぁああああああやぁあああああああ」
ドスの効いた低く地鳴りのような声が響く。
Hさんはその辺にある標識をファーコートの男に向かってむしり取っては投げ、むしり取っては投げていた
そのうち、Hさんの投げたコンビニのごみ箱がぶち当たり、ファーコートの男が吹っ飛ばされた。
それをまた標識をもぎとって追いかけていくHさん。
池袋最凶ってスゲェ…
その時俺はそう思った。
※この話は事実をもとにしたフィクションです。
寺生まれのTさん