名前:Aislinn Wishart

スケッチブックに描いた夢の数14

イイカモ


車で移動中、抗い様のない疲労感に為すがままにされつつ、ぼーっと窓から流れる様に宮守の景色を見ていた。


どこまで行っても、静かな場所だなと。そんな事を思いながら、私は自分のこの町での留学生活を想像していた。


その間にも、おばさん(年齢は分からないけど)は気さくに私に話しかけてきた。

とは言っても、私も初めて生の日本人と話すわけだから、まともな会話にはならない。


だから、話しかけてくるというよりは、殆ど独りごとだった。

良くしゃべる人だなあ、マシンガン独り言だね。

そんな感じで。

とにかく気さくで明るい人だなあって印象だった。









そう言えば、断片的にだけれども

おばさんが、「うちにもエイスリンちゃんと同じ歳の馬鹿息子が居るのよ」
「同じ高校だから、困ったら遠慮なくこきつかってちょうだいね」

そんなセンテンスが聞こえた。


次へ

出会いイベント3