名前:Aislinn Wishart

スケッチブックに描いた夢の数14

イイカモ


会ったばかりの人にこんな事を相談して、彼も迷惑だったかもしれない。

だけど、彼は真剣に私の悩みを聞いてくれた。

私は、それがたまらなくうれしかった。


そして彼は


「言葉が話せないなら、絵を描けばいいんじゃない?」


と、そう言った。


確かに、さっきの会話の中で、私がニュージーランドのハイスクールに通っていた時は美術部に所属していて、実はコンクールで賞を取ったこもあるのは話したけれど……あ、これ微妙に自画自賛ぽいかな、美術だけに。



彼は急にお仕入れの中をガサゴソと漁りだし

そして、一目で長らく使われていなかったであろう事が見て取れるスケッチボードを取りだした。


これを使って、コミュニケーションを取れば良いよと

そう言いながら、彼は私に、そのスケッチボードをプレゼントしてくれたのだった。

出会いイベント11