いいんだよ、私が君を甘やかしたいんだ…
ほら、あーん。

(スプーンを差し出す父様の有無を言わさぬ笑顔に負けておずおずと口を開けると、程好い温度のスープが流し込まれた)

お腹も疲れているだろうから柔らかい根菜のスープにしてみたよ。
薄味だから物足りないかもしれないが、我慢してくれ。



ううん、おいしいです…父様、私より料理がじょうずです…
玉いただきます2