………ん…ん゛…?
……、か…?
(そうこうしているうちにナイルさんが起きてしまった)
ちょ、おい……服が伸びちゃうだろ…
(どうやら無意識のうちにナイルさんの服を握り締めていたらしい)
というか、何をしてるんだお前は…そんな所にいたら風邪引くぞ。
ほら、布団入れ…
(もぞもぞと隣のスペースを空けて布団の中に招いてくれた。折角なのでお邪魔すると、ナイルさんは人の気も知らずにまたすぐに寝息を立て始める。
分かってはいたが、全く意識されていない)
(切なくなって、ナイルさんの胸に顔を埋めて少し
泣いた)