(そう思いながら眠りについた…)
おーい!探したあるー!(ぶんぶん)
(優しかった時のにーに…これは…夢…?)
急にお前が居なくなっちまって、本当に心配したある!怪我はしてないあるか?変な奴に絡まれたりしなかったあるか?
我がどんっだけ!心配したか!(ぎゅーっ)
(にーに…痩せた?)
な…今それを言うあるか……
あったり前ある!お前が居なくなった日から心配で心配で…!飯もろくに喉を通らなかったあるしな…
(そんなに心配してくれてたんだ…)
さぁ!帰るあるよ!
ああ、菊にも連絡を入れねーといけねーあるな!
やっと!やっと見つけたある!!
(……覚める夢なら見たくなかった…)
(頬を伝う涙が、それを夢だと証明していた)
(私を見つけた時の王耀の笑顔が忘れられない…)
※ずっと眠り続けたら優しいにーにと一緒に居られるのかな