（ん～、どっちを切ればいいのかな？）
煌「（あの向かいの子が四萬を捨てましたね？今河の四萬が三つになりましたよ？）」
「（あ、なるほど！こっちで待った方が狙いやすそうですね！）」
すごく分かりやすく教えてくれるなあ…


「カンで！一つ貰う…と」
煌「（お、ドラが乗りましたね！やりましたよ！）」
「（しかも2つ分！ツイてますね！）」
て、先輩！？近いです…


「リーチです！」
煌「（これは結構良い待ちですし、いけそうですよ！）」
「（マジですか！う～来い来い！）」
煌「（大丈夫！きっと来ます！）」
先輩と俺は、二人で強く心の中で願った


！！！
「それロンです、えっと…？」
煌「立直に一盃口、ドラ2の60符4翻、満貫の8000点ですね～！！」
「やったーーー！！！」
うわ、何だこれ！？すっげー嬉しい！！
考えて考えて、その果てに勝利を勝ち取ったこの感じ！
やべえ、たまんね～！！

煌「おめでとうございます！やりましたよ！」
「いえいえ、先輩のおかげっすよ！」
俺達は互いに抱き合いながらも喜び合った。

もちろん、周りには大勢人がいたわけで…



結局残りの対局は、終始冷やかされながらも俺達は善戦し、2位で終えることができた



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