スバラクワガタ(kirameha oreno yome)は、コウチュウ目・クワガタムシ科・スバラ属・スバラ亜属に属するクワガタムシの亜種であり、日本では最硬級のメンタルを持つクワガタムシである。
飼育下においての繁殖法は確立されておらず、希少種に認定されている。
しかし、材割り採集や生息木の洞の破壊に他のクワガタが多大な被害を受ける一方で、この種は逆境なんのそので生き延び続けている。
その強靭な生命力は新聞などの報道でも多数報じられている。
これら乱獲や丘陵地の開発や森林伐採などにより他の野生個体の生息が危ぶまれる中で、その個体数が減ることはないものの、捕獲そのものの難しさと絶対数の少なさから、2012年には希少種から天然記念物に引き上げられた。
今でも多くの紳士達が、手にいれることを夢見続けている。
スバラクワガタ