電は誰のものでもないのです。

もちろん、司令官さんのものでもないのです。

ちょっと親しくされたら勘違いするなんて、司令官さんはどう……いえ、何でもないのです。

電は優しいのでこれ以上は言わないのです。

司令官さんも忘れるのですよ。


俺の電