((たまたま帰り道で青峰くんとばったり会ったと思ったら担がれてストリートまで連れて行かれた。))
お前今もバスケしてんのか?
(いやそもそも私言うほどしてなかったし……マネージャー業で手一杯だから。)
((こうやって駄弁りながらもシュートを外さない彼は本当に凄いと思う。今だって……。))
ほら、持てよ。
((無理矢理ボールを持たされる。そもそも勝手に連れて来られたのにそんな気分じゃない。))
……小せえ手だな。
((手首を掴まれて私の掌と彼の唇が密着した。あまりのことに絶句しているとベシンと頭を叩かれた。))
ほら、やるぞ。
(あ、青峰くんのガングロクロスケ!!)
あぁ?
掌…懇願
26掌