((どこまで行くのかと思い狼さんを見ると、ばっちり目が合った。))

狼はね、あなたみたいな若くて可愛い女の子の血肉が大好物なの。

((いともたやすく押し倒され、その綺麗な顔が目の前にあった。))


でも私、無残に食い散らかすなんてそんな汚いことはしないわよ。
……それに。あなたのこと気に入っちゃった。

((どうして、と聞こうとした瞬間。上半身の服が破られた。))
((あまりのことに思考がついていかない中、狼さんは私の胸元をペロリと舐めた。))


ねえ知ってる？
狼って一匹の雌を一生愛すのよ。


BAD END『狼のつがい』