しまっ……!
((男子のジャンプに負けず劣らずの高さ。))
((ボールをそのままゴールへ投げようとしたら))
((足に強烈な違和感。何かが突っ張ったような。でも痛くない、でももう保てない。))
((ボールは私の手から滑り落ちて私の体はそのまま床に叩きつけられた。))
((そしてすぐにブザーの音が響き、目だけ動かして得点板を確認する。))
((負けたんだ。))
桃井:○○ちゃん!!大丈夫!?
……え?
((勝ったはずの本人は喜ぶ様子もなく、ただ呆然と私を見つめていた。))
赤司:何をしているお前達。
桃井:あ、赤司くん!その話は後で!○○ちゃんが大変なの!!
赤司:……保健室に行くぞ。
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